自然の生命と日本人 ~国土と宗教・信仰…民俗学の視点から~

日本の自然・国土と宗教観・信仰について、延喜式、風土記等編纂資料のほか、地域の民俗学資料、各種民俗学文献から考察します。フィールドワークの記録も。

日記

浦山の獅子頭・橋立鍾乳洞

休暇をもらえたので、思い立って、秩父の浦山地区・橋立鍾乳洞に出かけた。 まずは浦山民俗資料館におじゃました。エントランスに、浦山の獅子舞のチラシが貼ってあった。 平日のためか、館内に訪れたのは私だけのようだ。 挨拶をして中に入る。特に撮影禁止…

供物の変遷

日本で、ダム技術が発達するまで根深く残っていた(昭和初期まであったという説もある)と言われる風習、「人柱」の風習がある。川の氾濫や、うまく橋がかからない時、人を捧げる。例えば高木俊雄の『日本伝説集』には、以下の様な人柱伝が記載されている。 …

はじめまして。

はじめまして、スイチョクです。山野井泰史氏の『垂直の記憶』が愛読書のためこのIDにしました。 民俗学が好きになったきっかけは幼少の頃、父にもらった『遠野物語』からです。夢中になって読みました。それから個人的に仕事の合間に、読書や資料収集、フィ…